春秋戦国時代を舞台にした大ヒット漫画『キングダム』の作者、原泰久(はらやすひさ)先生についてご紹介します。
原泰久先生は漫画以外にも非常に注目されている方ですが、
今回は「原泰久の出身高校や大学は?会社員時代の仕事についても」に関してまとめてみました。
ぜひつづきをご覧ください。
原泰久のプロフィール
キングダム展では最後にカラー原画コーナーがありますが、退色防止のため照明を少し暗めに落としています。
それでも退色していきますが。😅
運営は作品保護のためカラーだけ複製原画にと気を使って頂きましたが、多くの方々に見て頂く機会は貴重なのでカラーも生原画にこだわりました。#キングダム展 pic.twitter.com/oQvjrhBNLf— 原泰久 (@HaraYassa) June 15, 2021
名前:原泰久(はらやすひさ)
出身地:佐賀県
居住地:福岡県
生年月日:1975年6月9日
年齢:46歳(2021年7月現在)
血液型:A型
代表作:キングダム
原泰久の出身高校はどこ?
原泰久先生の出身高校は、佐賀県にある東明館(とうめいかん)高等学校という共学の私立校です。
同校は中高一貫校ですので、原先生は中学も東明館だった可能性が高そうです。
東明館高校の偏差値は、62〜63といわれています。
これは佐賀県内の公立私立含めた107校中、6位という順位です。
東明館高等学校の周辺地図
同校出身の有名人は、原泰久先生の他に、
プロサッカー選手の桑原海人さん
佐賀県上峰長町の武広勇平さん
がいます。
原泰久の出身大学はどこ?
続いて原泰久先生の出身大学について。
原先生の出身大学は福岡県にあった九州芸術工科大学(画像設計学科)という国立大学です。
同大学は2003年に九州大学に統合されています。
偏差値は55〜60といわれています。
九州芸術工科大学の周辺地図
九州芸術工科大学(九芸大)が設立されたのは1968年4月。
福岡教育大学福岡分校跡地に、日本初の芸術工学(design)を本格的に研究教育する国立の単科大学として設立されました。
「芸術工学部」という名称も日本初で、世界的にもほとんど類例がないユニークな大学として、全国から学生が集まっていました。
1968年当時、すでに「芸術」と「工学」という一見相反する概念を研究する大学があったとは知りませんでした。
九芸大が九州大学と統合されたのは2003年。原先生が卒業されたのは1998年です。
卒業後、原先生は同大学大学院に入学。
1999年、『於兎松』が第40回ちばてつや賞ヤング部門にて準大賞を受賞し、「別冊ヤングマガジン」で誌面デビューを果たします。
2000年、大学院修士課程、情報伝達専攻修了。
その後、原先生は一般企業に就職されます。
原泰久の会社員時代の仕事は?
原先生は大学院の修士課程を修了後、富士通九州システムエンジニアリングにSE(システムエンジニア)として入社されます。
原先生がどんな仕事をされていたのかというと、
特許技術を有する特殊なチームのSE
だったそうで、プログラミングをされていたとのこと。
ある時、先輩プログラマーが退職してしまい、原先生がその先輩の仕事をひとりで引き継いだものの、
かなり追い込まれてミスを連発。会社に莫大な損失を出してしまったそうです。
怒られることを覚悟をして会議に出席すると、上司は逆に会社の上層部に対して激怒して原先生を守ってくれたそうです。
そんな会社員時代の経験がキングダムの作風に生かされていると原先生ご自身が語っています。
原先生は映画監督や漫画家を目指しながらも、なかなか結果が伴わず、しかたなく就職し、早く抜け出したいと思っていたそうですが、
むしろ必要な経験だったのですね。こういうことは私たち一般人も後になってから気づくことが多かったりしますよね。
いかにいま目の前のことに全力で立ち向かえるか、不遇を不遇と思わず努力できるかが大事なのだと改めて思いました。