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朝倉未来クレベル戦の敗因とタップしなかった理由を考察してみた!

2021年6月13日、東京ドームにて格闘技イベント『RIZIN.28』が開催されました。

 

メインイベントの朝倉未来vs.クレベル・コイケは白熱した試合展開の末に、朝倉未来選手が三角絞めによる失神KO負け。

 

あの朝倉未来が白目を剥いて横たわる姿には衝撃を受けました。個人的にも大きな喪失感が胸を襲って苦しかったです。

 

敗戦直後は引退も示唆した朝倉未来選手ですが、「朝倉未来は最強でなければいけない」と現役続行を表明してくれました。(よかったあ)

 

今回は「朝倉未来クレベル戦の敗因とタップしなかった理由を考察してみた!」についてまとめてみました。

 

つづきをどうぞ!

朝倉未来 クレベル・コイケ戦の敗因は?

 

朝倉未来選手が負けたのは本当にショックでした。それは勝つと思っていたからというより、クレベル戦が決まってから朝倉未来について調べているうちに、いつの間にか朝倉未来のファンになっていたから。

 

私は朝倉未来の判定勝利を予想しましたが、どっちかと言うとそれは勝って欲しいという希望でしたね。ファンとしての。

 

今まで朝倉未来選手のことは決して嫌いではありませんでしたが、YouTubeは見ませんでしたし、斎藤裕戦も堅実な性格の斎藤選手が勝って良かったくらいに思っていました。

 

しかし、RIZIN28でクレベル・コイケとの対戦が決まってからは、勝敗予想のために朝倉未来のメンタルとか考え方を調べる意味で『朝倉未来チャンネル』を視聴するようになったのでした。

 

クールで辛辣な性格だと思っていましたし、動画もなんとなく鼻につく内容なんじゃないかと勝手に思い込んでいました。

 

しかし、実際は全然そんなことなく、動画の企画は人を不快にさせることなく面白いし、何よりも地元の仲間をメンバーとする『朝倉未来チャンネル』の朝倉未来が人間味にあるれていて魅力的。

 

仲間もみんな自分の立場をわきまえ、誰に対しても気遣いのできるちゃんとした大人だから見ていて気持ちいい。

 

言葉の端々から両親や祖父、弟、妹、そして仲間を大切に想っていることが見て取れる。そこが本当に意外でした。

 

 

朝倉未来は自分を悪く見せたくてグレていたのではなく、他人とは違った感性と才能を持って生まれてしまったために、行き場のないエネルギーをケンカで発散するしかなかった。

 

大金や地位や名誉が欲しいのではなく、誰にも縛られず仲間と自由にやっていきたい。そのための格闘技であり、YouTubeであり、諸々の仕事なのだと理解できた。

 

要するに朝倉未来は誰よりも無欲で、自分のことよりも身近な人たちに喜んでもらいたい、仲間と七輪を囲んで楽しくやっていきたい。それが一番の願いなのでは?と思うようになりました。

 

そう考えると、クレベル戦の前に朝倉未来はすでに欲しいものはすべて手に入れていたのだと思う。

 

 

クレベル戦に対してのモチベーションは高いと言っていましたが、それは分析能力の高い朝倉未来なら、クレベルと戦うには高いモチベをキープし、今まで以上に練習しないと負けてしまうと容易に想像できたからだと推測します。

 

気になるコメントとして、試合前に「今回クレベル戦をやることにしてよかった」みたいなことを口にしていましたが、それを聞いたとき私は、「結果はどっちになっても逃げずに険しい道を選択できた自分を認めたい」というように聞こえたのです。

 

その時点で朝倉未来は負けることをかなり覚悟していた、というか危惧していたような気がするのです。

 

クレベルに三角絞めで失神していたときの記憶について「試合前日の夢をみていた。うわー明日試合かよと思って目が醒めたら歓声が聴こえたから勝ったのかと思った」そんな内容のことを話していました。

 

現実でも試合前に毎日のように悪夢を見たと言っていましたね。これまで試合前に悪夢を見たなんて言っていたでしょうか?以前の私はファンではありませでしたが、そんなある意味弱気なことは一切口にしてなかったような気がします。

 

クレベル・コイケ戦の敗因はとして、打撃がヒットしてクレベルの足にきていたときに畳み掛けることができなかった。つまり一瞬のチャンスを逃したという意見もありますが、そうなることは試合前から決まっていたのだと想います。

 

 

 

朝倉未来も「負けないことに必死になりすぎた。次からは勝ちにいく」と言っていたように、欲しいものを手に入れてしまった結果、それを守ろうとする意識が無意識レベルで朝倉未来のなかに根付いてしまっていたことが敗因なのではないでしょうか。

 

だからといって、手放せとは私も思いません。

 

YouTuberの朝倉未来はとても魅力的ですし、これからもみていたい。朝倉未来の器なら手放さなくとももっと大きなものを手に入れることが可能だと信じたいのです。

朝倉未来がタップしなかった理由とは?

 

 

タップしなかったのは、あえてしなかったのではなく、まだ逃げられると思っていたからのようですね。

 

気がついたら落ちていたとコメントしてましたので。

 

朝倉未来選手を心配するあまり「タップしないのはかっこいいことではない」みたいな意見もあるようですが、アマチュア選手にそう言うのは当然として、プロの格闘家に安易に言えることではないと個人的には思います。

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