アメリカの総合格闘技団体、ベラトールのバンタム級王者、ダリオン・コールドウェルがRIZINに参戦します。
しかも、対戦相手はUFCでも活躍していたRIZINのバンタム級王者・堀口恭司選手。
まさかベラトールとRIZINのトップ同士がいきなりタイトルマッチをやるとは完全に予想外でした。
それだけにダリオン・コールドウェル選手の強さはいかほどのものか気になるところです。
試合動画や戦績についても調べてみました。
目次
ダリオン・コールドウェルのプロフィールと戦績
Tomorrow we move one step closer to becoming @bellatormma 2 division Champ! 👑🐺 @alliancemmagym @badboybrands @americanethanolmma @theterphouse @adidaswrestling @lactigo @oakgrovetechnologies @fuelmeals @poetproud @seedsofchangefoundation pic.twitter.com/MzSd7SHC2j
— Darrion Caldwell (@TheWolfMMA) 2018年8月16日
凄まじい腹筋です。いや、腹筋だけじゃなく胸も肩も腕も凄まじい。
ダリオン・コールドウェルのプロフィール
名前:ダリオン・コールドウェル(Darrion Caldwell)
出身地:アメリカ合衆国ニュージャージー州ラーウェイ
生年月日:1987年12月19日
年齢:36歳(2024年8月現在)
身長:178cm
体重:61.0kg
リーチ:188cm
通称:ザ・ウルフ
所属ジム:アライアンスMMA
タイトル:ベラトール世界バンタム級チャンピオン
バックボーンはレスリング
高校時代はレスリング部に所属。ニュージャージー州のチャンピオンに3度なっています。
その後、ノースカロライナ州立大学に進学し、全米大会のディビジョン1で優勝。(ディビジョンは1〜3に別れていて、ディビジョン1はトップカテゴリー)
大学卒業後も五輪出場を目指しますが、ケガでレスリングを諦めることに。
しかし、
「テイクダウン後に関節技を決められる方が、人生が豊かになる」
そう考えたダリオン・コールドウェルは総合格闘技の道に進みました。
それにしても名言ですね。
確かに私もアマチュアレスリングを見ていてスッキリしないものがあったんですよ。
テイクダウンは何のためにあるのか?極めるためでしょ。そういうことですw
2014年にベラトール初参戦!戦績は?
2012年9月にアメリカのLegacy Fighting Championship 14でプロデビュー。
3戦3勝の好成績をあげ、
2014年3月にベラトールに初参戦します。
結果は、今も得意とするギロチンチョークで1本勝ち。
2016年7月、ジョー・タイマングロにギロチンチョークで黒星を喫します。プロデビュー後、負けたのはこの1試合のみ。
12月に再戦しリベンジを果たします。
2017年10月6日にエドゥアルド・ダンタスからバンタム級王座を奪取。
2018年3月2日に防衛戦を行ない得意のギロチンチョークで1R2:36に見事1本勝ち。
1度目の防衛に成功します。
そして、2018年12月31日。RIZINバンタム級王者の堀口恭司選手とお互いのベルトをかけてタイトルマッチを行ないます。
めっちゃ楽しみですね。
ダリオン・コールドウェルの全戦績は、
13戦12勝1敗
うち、KO勝ちが1試合。1本勝ちが5試合。判定勝ちは6試合となっています。
ダリオン・コールドウェルの試合動画
こちらをご覧ください。レスリング仕込みのテイクダウンから必殺のギロチンチョーク、リアネイキッドチョークなどコールドウェルの強さがわかる試合動画です。
まずテイクダウンがすごい!ふつう、総合の試合でジャーマンスープレックスを決めます?笑
そのままクラッチを離さずバックをとって裸絞めで1本勝ち。
起き上がりこぼしジャーマンからのリアネイキッドチョークとかできるのはこの人しかいないでしょう。
ダリオン・コールドウェルはRIZINで通用するのか?
Happy #LeftHandersDay to @TheWolfMMA!
Caldwell returns to the cage this Friday in Sioux Falls! #Bellator204 pic.twitter.com/GtASKxyw9Q
— Bellator MMA (@BellatorMMA) 2018年8月13日
ダリオン・コールドウェルの強さはいうまでもなくRIZINで通用します。私はそう思います。
全米トップクラスのレスリングを駆使したタックルからのテイクダウン。スタンドでも組み負けないですし、長いリーチを活かしたスタンドの打撃やトップポジションからのパウンド。
相手が堀口恭司選手でなく、同じウェイトの他選手だったら早いラウンドでKOか1本勝ちだと思います。
大晦日のRIZIN.14はエキシビションの那須川天心vsメイウェザーより、ダリオン・コールドウェルvs堀口恭司の統一タイトルマッチの方が玄人好みのいい試合になるでしょう。
ちなみに私は、判定で堀口恭司選手が勝つと予想します。
そして、2019年の夏あたりに日本でベラトールの大会をやって欲しい。
ダリオン・コールドウェル まとめ
ベラトールのバンタム級王者、ダリオン・コールドウェルは相当な実力者です。
堀口恭司選手に匹敵する強さがあるでしょう。
ダリオン・コールドウェル選手にとっても堀口選手にとっても過去最大の敵と言っても過言ではないと思います。