2021年6月27日に大阪で開催される格闘技イベント『RIZIN.29』にアランヒロヤマニハ選手が出場します。
今大会ではバンタム級トーナメント1回戦8試合のうち、残りの4試合が行われます。
朝倉未来選手を破ったクレベルコイケ選手や初代ライト級王者となったサトシ選手と同じボンサイ柔術から出場するアランヒロヤマニハ選手にも大きな注目が集まっているようです。
今回は「アランヒロヤマニハの戦績と入場曲は?倉本一真戦の勝敗予想をしてみた!」についてまとめてみました。
つづきをどうぞ!
アランヒロヤマニハの身長・体重・年齢etc. プロフィール
名前:アラン“ヒロ”ヤマニハ
出身地:ブラジル サンパウロ
生年月日:1986年4月4日
年齢:35歳(2021年6月現在)
身長:166㎝
体重:61.0kg
所属:ボンサイ柔術
ヤマニハ選手は18歳のときにボンサイ柔術でブラジリアン柔術を始めたそうですが、来日したときの年齢はわかりませんでした。
母親の血筋がグシケン、父親の血筋がヤマノハという名字だそうです。
沖縄から祖父・祖母がブラジルに移民し、その後、ヤマニハ選手の父が書類を作るときに「ヤマノハ」を「ヤマニハ」と書き間違えてしまったのだとか。
ヤマニハってどういう意味なのかなと思っていたんですよね。きっとヤマノハは沖縄の地名にある「山入端(やまのは)」が原形だったのでしょうね。
ヤマニハ選手は多くの格闘家と同じく、格闘技以外の仕事をしています。
コピー機の組み立てだったり、リーマンショックで仕事が激減したときは、鳥の糞を堆肥にする仕事もしたそうで、1日中働いて5千円にしかならなかったのだとか。
リーマンショック後、出稼ぎにきている外国人に対して、日本政府は30万円の「帰国支援金」を給付して帰国を推めましたが、
ヤマニハ選手もクレベル選手もサトシ選手も、ブラジルに帰らず日本で夢を追うことを選びました。
その当時は、まさかRIZINという大舞台に出場できるとは想像すらしていなかったのではないでしょうか。
ボンサイ柔術の皆さんを見て、やはり逆境でも諦めてはいけないと改めて思いました。
アランヒロヤマニハの戦績は?
ヤマニハ選手は2010年のDEEP名古屋大会でプロデビュー。
以降、ZST、Road FC、HEATと転戦し、2015年からはパンクラスを主戦場に戦っています。
2021年6月現在、パンクラス・バンタム級1位。
パンクラスの公式サイトによると、パンクラス初参戦時の戦績が9戦7勝2敗と記載されています。
そこにパンクラス公式サイトの勝敗を加えると、通算21戦14勝7敗となるのですが、
RIZINの公式サイトを見ると、これまでに16勝していると書かれています。うち4勝がパンチによるKO勝ちとのこと。
パンクラスの公式サイトが更新されていないのか、私の調査不足か、それともRIZINのサイトが違っているのかわかりませんので、
仮にアランヒロヤマニハ選手のMMA通算戦績は、
23戦16勝7敗とします。
パンクラスに初参戦した2013年12月には、あの石渡伸太郎選手と5分3Rを戦って惜しくも0-2の判定負け。
2016年1月には、瀧澤謙太選手から2RKO勝利。
2018年10月には、金太郎選手と対戦し、3R1:54 スタンドパンチによるTKO負け。
2019年10月には春日井“寒天”たけしとの対決を判定で制し、パンクラスバンタム級1位にランキングされました。
バンタム級トーナメント出場者、自分以外の15名中4名と過去に戦って、うち2人に勝っています。
けっこう昔なのであまりアテにはなりませんが、ヤマニハ選手の強さがうかがえる記録ではないでしょうか。
アランヒロヤマニハの入場曲は?
アランヒロヤマニハ選手の入場曲を調べてみましたが、情報が得られませんでした。
情報が入り次第、こちらにアップします。
アランヒロヤマニハvs.倉本一真の勝敗予想
出典:RIZIN公式サイト
パンクラス・バンタム級1位のアランヒロヤマニハ選手と修斗バンタム級で岡田遼選手と暫定王座決定戦を戦ったことのある倉本一真選手。
つまり両団体のトップファイター同士の一戦です。
ヤマニハ選手はサトシ選手やクレベル選手と同門・ボンサイ柔術の黒帯を持つオールラウンダー。
倉本選手は世界レベルの実績を誇るレスリングがバックボーン。
どちらが勝ってもおかしくはないですが、若さと勢いで倉本一真選手がKO勝ちすると予想します!