
日本時間6月20日(日)に米国・ラスベガスで井上尚弥vs.マイケル・ダスマリナスの世界バンタム級タイトルマッチが行なわれます。
WBAスーパー&IBF王者・井上尚弥選手にとって今回はIBFからの指名試合。4団体統一のためにこなさなくてはならない言わば義務的な仕事です。
しかし、そんな試合でも一切手を抜かないのがモンスター井上尚弥。きっと鮮烈なKOシーンを見せてくれると予想します。
対戦相手のマイケル・ダスマリナス選手とはいったいどんなボクサーなのでしょうか?
今回は、マイケル・ダスマリナス選手の身長体重などプロフィールからこれまでの戦績と試合動画について調べてみました。
つづきをどうぞ!
目次
マイケル・ダスマリナスの身長体重プロフィール
名前:マイケル・A・ダスマリナス
異名:ホット&スパイシー
国籍:フィリピン
生年月日:1992年8月20日
年齢:28歳(2021年6月現在)
身長:170㎝
体重:59㎏
リーチ:171㎝
スタイル:サウスポー
血液型:不明
所属:MPプロモーション
2012年1月にライトフライ級でプロデビュー。年齢は19歳でした。
残念ながらアマチュアとしてのキャリアは不明です。
ダスマリナス選手は少年時代からボクシングを始めており、身内の中ですでにボクシングを始めていた従兄弟の指導を受けていました。
当時のダスマリナス選手は体格に恵まれず、ボクシングには向いていないと周囲から言われていました。
そんなネガティブな意見やコンプレックスがダスマリナス選手の大きなモチベーションとなったのでした。
2014年には、フィリピン国内で勝利した後、初の海外戦として東京で元韓国スーパーフライ級王者の木村隼人と対戦。見事判定勝ちをおさめました。
この試合が日本でも注目され、山中慎介選手のスパーリングパートナーとして定期的に来日することになりました。
マイケル・ダスマリナスの戦績は?
井上尚弥対ダスマリナス
井上が受け取るファイトマネーは1億円だという。ゆかりの地でない北米のリングで無名のダスマリナス戦という背景を考えれば破格ですね。
おそらくトップランクが50万ドル、日本の放映権をあわせて1億円なのでは。
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— in44y.com 海外ボクシング (@in44y1) June 10, 2021
マイケル・ダスマリナスのプロ通算戦績は、
33戦30勝(20KO)2敗1分けです。
66%という高いKO率を誇りますが、ここ2年試合をやっていません。
マイケル・ダスマリナスの試合動画は?
2018年4月20日
マイケル・ダスマリナスvsカリム・ゲルフィ
IBOバンタム級王者決定戦(結果:4RKO)
17:44あたりにダスマリナス選手のKOシーンがあります。
マイケル・ダスマリナスvs.井上尚弥の結果予想
マイケル・ダスマリナス選手は過去に井上尚弥選手のスパーリングパートナーをつとめたことがあります。
ですので、対戦相手としてどうしても役不足感は否めません。
井上尚弥選手の中にダスマリナス選手の情報は十二分にインプットされているでしょうし、仮に当時よりもダスマリナス選手が大きく成長していたとしても、井上尚弥選手はそれ以上に強くなっているはずですからね。
WBAライトフライ級スーパー王者の京口紘人選手もダスマリナス選手とスパーリングをやったことがあるそうで、自身のYouTubeチャンネル内でその時の印象を語っています。
京口紘人選手の勝敗予想も含めて要約したものが次の通り。
・スピードは感じなかった。
・フィリピン人特有の頑丈さがある。
・打ち終わりに井上拓馬選手に外されてカウンター合わされたりしていた。
・スピード差があった。
・すべてにおいて井上尚弥選手が上回っている。
・2ラウンド以内にKO決着。